難聴にも「突発性難聴」「騒音性難聴」「メニエール病」などいろいろありますが最も多いのが「加齢性難聴」でしょう。
加齢性難聴については知っておけば、ほぼ一般的な難聴が理解できるともいます。
加齢性難聴とはその名の通り、年齢を重ねていくと耳が遠くなってしまう症状です。
これは耳の中の音を感じる細胞「蝸牛の有毛細胞」が少なくなり、音が聞き取りにくぬなることが下人です。
残念ながらこのあたりの治療法はまだ確立されていません。
なぜならこの@蝸牛の有毛細胞」は再生されないからです・
そもそもこの蝸牛の有毛細胞は、生まれた時が一番数が多く、その後 年齢を重ねるとともに減っていくのです。
また、音域も軟調に影響があります。
加齢性難聴の方には聞き取りやすい音と聞き取りにくい音があるのです。
音の高い低いは主にその周波数で決まります。
一般の人ならば、20Hz~20000Hzまでの音域を聞き取ることができるとされています。
そして蝸牛の中の有毛細胞のうち、特に高音域に対応する有毛細胞が音の振動に起こす波によく揺らされているのです。
おのずから、その消耗度により高音域に反応する有毛細胞が減少していってしまうのです。
ですから一般的には高音域の音から聞き取りにくくなってくるのはこれが原因です。
また、高齢になると蝸牛の中の有毛細胞も老化してしまいます。
加えて脳の機能自体も老化していくので、理解力も衰えていきます。
ですから早口の言葉は理解できないということも、難聴の隠れた下人でもあります。
ですから、加齢性難聴と決めつけずにゆっきりと話せば聴こえる、つまり理解できるのです。
この加齢性難聴は不思議なことに、両耳同時に起こることが多いです。
そして少しずつ進行していくため、最初のうちは気づかないことが多いのです。
またいままの仕事や環境にも影響されます。
工事現場他や工場で常に大きな騒音がある環境で長年働いていると、難聴老人委なる可能性が高いとされています。
長年にわたって大きな音響を受け続けてきた結果、蝸牛の有毛細胞にダメージを受けてきたのです。
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